物件内覧時に確認すべきポイント5選

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はじめに

引越しをするにあたって、物件の内覧や見学は欠かせない重要なポイントです。
しっかりとお部屋を確認をしなかった結果、引越しをしてから家具のサイズが合わなかった…、思っていた家具の配置が出来なかった…なんてことも。

皆さんは、どんなところを注意して見ればよいのかご存知ですか?
今回は現役不動産営業をしている私がポイントを5つ紹介します。
この記事を最後まで読んでもらえれば実際の見学の際に、無駄なく効率的にチェックすることが可能になります。
それでは、早速確認していきましょう!

① 周辺環境の確認

引越してからの生活のしやすさは予め確認しておくと良いです。
物件から近いスーパー・コンビニ・病院などの商業施設、最寄り駅までの距離坂道などの勾配がないかを確認しましょう。
昼間だけでなく夜道の明るさや人通りなど確認できるのであれば見ておいて損はないですよ。

② 採光の確認

日当たりを気にされる方も多いかと思われます。
基本的には、南>東>西>北の順番で方角が良いと言われています。

南向きのお部屋は一日中日光が当たる方角のため、日当たりの良さで言えば一番人気の方角です。
一方で、夏は室内温度が上がりやすいといったデメリットもあります。

東向きのお部屋は午前から正午にかけての日当たりが良い間取りです。
朝気持ちよく目覚めたい方。午後に外出していることが多い方であれば問題なく過ごせます。

西向きのお部屋は午後〜夕暮れにかけて日当たりが強い方角です。
俗に言う西日が強く当たる方角のため、場所によってはカーテンが必須になります。

北向きのお部屋は一日を通して日が当たりにくい方角のため人気は少ないです。
ただ、その分家賃が安く設定されることが多いため、日当たりを気にしない方にはおすすめの物件です。

エリアにもよりますが、基本的に北向きにマンションを建てる物件が少ないため、北向きの賃貸物件は数が少ないこともあり希少性の高い物件でもあります。

自分のライフスタイルにあった向きを選びましょう。個人的には特に日当たりを気にしない人であれば北向き意外であれば気にしなくても良いと思いますよ。

③ 寸法(サイズ)の確認

多くの方が引越し前に部屋の採寸をされます。
この記事では、採寸しておきたいポイントを5点に絞ってご紹介します。
※詳しい情報は、後日改めて記事にします。

・カーテンレールの高さ
引越し前にカーテンを用意出来なければ周囲からの視線が入りセキュリティが悪くなります。

・冷蔵庫置き場
冷蔵庫の上に電子レンジなどを置くケースが多いため、高さもしっかりと測っておきましょう。

・洗濯機置場
防水パンの基本的なサイズは60センチ×60センチ(奥行×横幅)ですが、念のため測っておいて損はないでしょう。

・玄関・居室などのドアの横幅(荷物の搬入時に必要)
家具や荷物を搬入する際に一番幅が狭い部分を把握しておくと搬入前に分解が必要か判断することができます。

・居室の床4面
ベッドなどの大型家具の配置を考えたり、カーペットを敷く場合はその目安にもなります。

④ 安心できる管理会社か

お部屋とは関係のない部分ですが、個人的にはここが一番のチェックポイントです。
実際に入居してからトラブルが発生したときに対応してくれる業者がマンションの管理会社です。
今回は3点に絞って確認すべきポイントをご紹介します。

①集合ポスト

例えば、集合ポストの周りがチラシで溢れかえっている物件は管理会社が定期的にチェックされていると思いませんよね…
特に一人暮らし向けの物件はチラシが多く投函されるため確認した方が良いでしょう。

②ゴミ捨て場

賃貸物件の敷地内にゴミ捨て場がある場合は確認しておいた方がよいでしょう。
その物件に住んでいる人の性格がある程度予測できます。
分別がしっかりと出来ていない大型ゴミが放置されている物件はオススメ出来ません。

③廊下・階段・駐輪場

共用部と呼ばれる廊下や階段には消防法により荷物を置いてはいけないとされています。
住人の私物放置自転車などが置いてある物件や、清掃の行き届いていない物件はしっかりと管理されているとは言えないでしょう。

⑤ 物件周辺の環境やエリアの特徴

物件の近くだけでなく周辺の状況もリサーチ出来ると良いでしょう。

車を持っている方であれば、前面道路が一方通行でないか、大通りまでの距離感、近くに学校がある場合は通学路なども確認しておきましょう。
私の経験で、過去に小学校の近くにある物件で警察署へ届け出を出している車しか通行が出来ないという通学路に面している物件がありました。

また、近くに河川がある物件では夏場に虫が大量発生して窓が開けられなくなるケースもありました。

そのほか、近くにお寺や神社がある場合は年末年始などのイベントで多くの人が殺到し、交通整備が行われる物件などその例はさまざまです。

まとめ

いかがでしょうか。
100%理想に合う物件を見つけることは難しいと言われますが、実際に自分の住まいを決める情報としてお役立て頂ければとても嬉しく思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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